特別養護老人ホームせいりょう上甲子園のブログをご覧の皆様、こんにちは! 機能訓練指導員の中村です。
10月15日(木)に開催いたしました「音楽ボランティア〜海〜」の皆様による「秋のコンサート」の模様をお届けするブログ記事【2本目】です
1本目の記事では当日の演目や音楽の魅力をお伝えいたしましたが、今回の2本目ではご利用者様の生き生きとした表情・ご様子や、機能訓練指導員の視点から見た「音楽が心身に与えるリハビリ効果」にスポットを当ててご紹介いたします
歌声と笑顔が広がる!ご利用者様のご様子
会場となったフロアにはたくさんのご利用者様が集まり、開演前から「どんな歌を聴かせてくれるのか楽しみね」とワクワクされたご様子でした


いざ演奏が始まると、皆様のお顔がパッと華やぎ、会場全体が温かい一体感に包まれました
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真剣な眼差しで歌詞カードを追う姿
『いつでも夢を』や『瀬戸の花嫁』『故郷』などの馴染み深い曲がかかると、お配りした歌詞カードを手でしっかりと保持し、目線を追わせながら声を合わせて歌われていました
。手元の文字を追いながら耳で音を聞き、声を出す一連の動作は、集中力や脳の働きを活性化させます 。 -
自然と生まれる手拍子と身体のリズム


軽快なテンポの楽曲に合わせて、自発的に手拍子を打ったり、膝の上でトントンとリズムをとったりする姿が見られました
。普段のリハビリでは少し動きが硬くなりがちな上肢も、音楽の力を借りることで驚くほどスムーズに動かされていました 。

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演奏後の晴れやかな笑顔とアットホームな交流


コンサート終了後には、ボランティアの皆様と一緒に記念撮影を行いました
。演奏者の方々と「とても綺麗で感動的な歌声だったよ」「また来てね!」と手を取り合いながら笑顔で会話を交わされる姿が印象的でした 。

機能訓練指導員の視点:音楽がもたらす健康・リハビリ効果
機能訓練指導員として日々リハビリに携わる中で、このような生演奏や合唱のイベントには大きな「心身の機能維持効果」があることを実感いたします


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発声による呼吸機能・食塊保持力の強化(口腔リハビリ)


大きな声を出して歌うことは、横隔膜や腹筋を使った深呼吸(腹式呼吸)を促し、肺活量を維持・向上させます
。さらに、口唇や舌の運動がしっかり行われることで、日常のお食事時の誤嚥(ごえん)予防やスムーズな飲み込み(嚥下機能)の維持にも直結します 。

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回想法による脳刺激と精神的安定


若い頃に聴いた懐かしい童謡や歌謡曲は、当時の記憶や感情を自然と思い起こさせる「回想法」効果をもたらします
。懐かしい音楽を耳にすることで情緒が安定し、不安やストレスが軽減されて前向きな気持ちが引き出されます 。

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姿勢保持力の維持と上肢運動
約30分間、背筋を伸ばして着座姿勢を保ちながら歌に集中することは、体幹のバランス筋力を鍛える素晴らしいトレーニングです
。楽しく参加しながら自然と体を動かせるため、無理のない最高の機能訓練となります 。

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「楽しむこと」が明日への活力に
リハビリは、単に機械的な運動を行うだけではありません


素晴らしい演奏を披露し、ご利用者様に活力を与えてくださった「音楽ボランティア〜海〜」の皆様に、改めて感謝申し上げます
せいりょう上甲子園では、これからも機能訓練と季節のイベントを融合させ、ご利用者様が毎日を笑顔で元気に過ごしていただける取り組みを行ってまいります











