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リハビリ=マッサージ⁉

いつも東住吉2号館のブログを、読んでいただいてありがとうございます。

今日は、作業療法士(0T)担当の記事をお送りします!

作業療法士の西尾です。

当施設で実施していますリハビリ内容について簡単にお話したいと思います。

皆さんは、「リハビリ=マッサージ」というイメージがあると思います。

ご入居者からも痛いところをマッサージで治して欲しいという要望は多いです。

痛みをとる時にマッサージは治療の一つの手段として行いますが、マッサージだけでは腰痛は治らない事が多いです。

その時だけ良くなっても、時間が経てば、また同じ所が痛くなって来る事が多いです。

痛みの原因としてまず姿勢が悪くなっているのが問題ではないかと考えます。

姿勢が悪いと身体の使い方が偏ります。その分、骨・筋肉の負担がかかってきます。過度に使い過ぎる筋肉、使わない筋肉に分かれ、筋肉は短くなり固くなり血の循環が悪くなり痛みが発生します。

姿勢が悪くなると骨も脆くなります。特に膝の骨には体重の5倍かかるという事がわかっており、高齢で骨が脆くなり骨が変形する原因にもなったりします。

リハビリでは例えば、腰が痛い方に対して、姿勢に問題はないか、骨の関節に制限はないか、腹筋が弱くなって背中の筋肉を過度に使っているのではないかと考えます。

私達、リハビリは、もしかしたら、これが原因ではないかといくつも仮説を立てて、その方の姿勢や歩き方等を見て、全身の関節の動きや筋肉の強さをみて、評価し、その人の苦手とする事を見つける事から始めます。

苦手な腹筋の筋肉訓練をし、姿勢を修正し筋肉の身体の使い方をリハビリで練習する事で姿勢が良くなり改善が可能となります。

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ご入居者で、腰が痛くて食欲が無かった方も

今ではコルセットが外れて食事が全量食べられる様になり、家族様と一緒に外食に行かれたり等されています。

私達、リハビリはご入居者の可能性を見つけ出し、その方の今まで諦めていた事が実現できるように、その人が満足され安心・安全・安楽な生活を送って頂けるように支援させて頂きます。

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