sumiyoshi2.jpg

  • TOP
  • 介護施設にいる言語聴覚士 コミュニケーション編

こんにちは。スーパー・コート東住吉2号館 言語聴覚士の原田です。

スーパー・コート東住吉2号館では、難病の方の受け入れをしています。

難病の方は、日常生活で様々な困難を抱えています。

それを少しでも快適に過ごせるように、ナースさんをはじめ、ヘルパーさん、リハビリ、機能訓練員などいろんな方が関わっています。

その中でも、言語聴覚士がどうにかしてあげたいと思うポイントがコミュニケーションです。話すことがうまく出来なくなると、自分の言いたいことが伝わらず、あきらめてしまうことも多くあると思います。

少しでも自分の気持ちを伝えるための手段を考えたい。

いつも、そんなことを思いながらお仕事をしています。

コミュニケーションツールの一つである、透明文字盤というものを知っていますか?

テレビで見たことある方もいらっしゃるかもしれません。

声の変わりに目を使ってコミュニケーションをとるツールです。

画像1.png

これは一例ですが、透明な版を通して、伝えたい言葉を50音で1つずつ伝えていきます。

例えば、上のような板だと、「な」の位置で目を合わせておいて、↑に動いたら「か」、↖なら「さ」のように、動かした方向にある文字(ご入居者側からみた絵なので、介助者から見るとこの絵を反転させたように見えます)を言いたいんだなと判断します。

そこから更に細分化し、「あ」だったら、次は真ん中なら「あ」上下左右なら「い~お」のように一つ一つ判断していきます。

これはある程度目が良く動く方ができる文字盤なので、その方によってそれぞれです。一方向にしか動かないとなったら、また違うのを作ってみるなどします。

その人それぞれの癖や動く場所を見つけてコミュニケーション手段を見つけていきます。

今は、時代も進歩してデジタルツールも充実してきているので、情報収集をしながら最善策を見つけていきたいなあと思っている今日この頃です。

そんな一例の紹介でした。読んで頂きありがとうございます。

さて、スーパー・コート東住吉2号館では、あるプロジェクトが開始されようとしています。

今話題のあのアプリができるとか・・・

画像2.png

施設の雰囲気がより見やすく、タイムリーにわかるようになるのではないかと思います。

ブログももちろん継続しますよー

開始時期が分かったらまたお知らせいたします。

こうご期待!

コメントする

※ コメントは認証されるまで公開されません。ご了承くださいませ。

公開されません

このページの上部へ