本日もスーパーコートプレミアム奈良・学園前のブログをご覧くださり誠にありがとうございます。

8月も終盤に入りますが、まだまだ厳しい暑さが続いていますね。

この時期、私たち看護師が特に気を配っているのが、ご入居者の「隠れ脱水」です。



「喉が渇いていないから大丈夫」の危険

高齢になると、加齢に伴い体内の水分量が減少するだけでなく、「喉の渇き」を感じる感覚(口渇感)が鈍くなってきます。そのため、本当は体が水分を欲しているのに、ご本人は「喉が渇いていないから飲まなくていい」とおっしゃることがよくあります。気づかないうちに脱水が進んでしまう...これが「隠れ脱水」の怖さです。

現場のナースがチェックする「脱水のサイン」

ご本人が「渇き」を訴えないからこそ、私たち看護師やスタッフは日々の小さな変化を見逃さないよう観察しています。

ご家庭でもチェックできる「隠れ脱水のサイン」をご紹介します。

  • 手や唇がカサついている、口の中が乾いている

  • 皮膚をつまむと、痕がすぐに戻らない(手の甲をつまんで戻りが遅い場合は注意)

  • なんとなく元気がない、ウトウトしている時間が多い

  • 脇の下が乾いている(通常、脇の下は少し湿り気があります)

  • 尿の回数が減った、色が濃くなった

「いつもより少し元気がないな?」と感じたら、熱中症や脱水の初期症状かもしれません。

隠れ脱水2.jpg

「※画像はイメージ(生成AIにより作成)です」

施設で行っている「無理なく水分をとってもらう」工夫

「水分をとってください」とお声がけするだけでは、なかなか飲んでいただけないこともあります。施設では、楽しみながら自然に水分補給ができるよう工夫を凝らしています。


  • 「お茶の時間」を楽しんでいただく 単に水分を出すのではなく、ほうじ茶や緑茶、麦茶、スポーツドリンク(塩とライチ)などの中から、その日の気分や好みに合わせて「選べる楽しみ」を大切にしています。

  • 食事から水分を摂取する お水やお茶だけでなく、ゼリーや水分の多い旬のくだもの(スイカや梨など)、お出汁の効いたスープなどをメニューに取り入れています。

  • 少しずつ、こまめに 一度にたくさん飲むのは大変です。入浴前後、レクリエーションやお散歩の後など、「生活の節目」ごとに水分をとっていただく習慣をつけています。

IMG_0445[1].jpgIMG_0441[1].jpg

おわりに

脱水予防は、脳梗塞や心筋梗塞、感染症などの大きな病気を予防することにもつながる大切なケアです。

ご家庭で高齢のご家族とお過ごしの皆さまも、ぜひ「喉が渇く前のこまめな水分補給」と「お肌や表情のチェック」を意識してみてくださいね。

これからも、現場でのリアルな体験や健康の知恵をお届けしていきます。 次回の更新もどうぞお楽しみに!

ブログ漫画塩とライチ.png

「※画像はイメージ(生成AIにより作成)です」

※体調の変化や実感には個人差があります。スポーツドリンク等の摂取は糖分・塩分が含まれるため、持病をお持ちの方や制限のある方は医師・スタッフにご相談の上お楽しみください。

案内スタッフ

ご入居に関するお問い合わせはこちら