せいりょう上甲子園のブログをご覧いただき、ありがとうございます。 機能訓練指導員の中村です。
3月10日(火)、当施設ではオンラインシステムを活用した「太極拳教室」を開催いたしました。 「いつまでも元気に、自分らしく」をテーマに、皆様がゆったりと体を動かされた当日の様子をレポートいたします。




今日は朝から3階の有馬西側スペースに皆様が集まり、心地よい緊張感とワクワクした空気に包まれていました。大型モニターに映し出される先生の動きに合わせて、「太極拳教室」のスタートです。




最初は「難しそうね」と仰っていたご入居者の皆様も、先生の優しく丁寧な指導が進むにつれ、真剣な表情で腕を伸ばしたり、体をひねったりと夢中になって取り組まれていました。 ゆっくりとした動きですが、終わった後は皆様の顔色がパッと明るくなり、「体がポカポカしてきたわ」「気持ちよかったね」と清々しい笑顔が見られたのがとても印象的でした。普段なかなか動かさない筋肉を楽しく動かせて、心までリフレッシュできた素敵な午前中になりました!



ゆっくりとした動きがもたらす、深層筋への刺激とバランス能力の維持
機能訓練指導員の視点からは、太極拳が持つ「動的バランス訓練」としての高い効果に注目しました。
太極拳の最大の特徴である「緩やかで流れるような動き」は、高齢者にとって負担が少なく、お一人おひとりの身体状況に合わせ、無理のない範囲で動くことができます。実際、モニターを見ながら腕を大きく広げたり、首や肩をゆっくり回したりする動作は、関節可動域の維持だけでなく、座位での体幹バランスを養う素晴らしいリハビリになります。
また、オンライン形式であっても画面の指示に反応して動くことは、視覚情報と運動機能を連動させ認知的な刺激にも繋がると考えられており、皆様楽しみながら取り組まれていました。皆様が無理のない範囲で、ご自身の「筋力キープ」を意識して取り組まれていたことは、自立した生活を継続する上で大きな自信になったはずです。今後もこうした楽しみながらできる運動プログラムを積極的にサポートしてまいります。

