長寿いきいき研究所
長寿いきいき研究所とは、首都大学東京大学院の星旦仁教授と、東京慈恵会医科大学大学院の櫻井尚子教授を顧問に迎え、介護サービス向上のための研究を行っております。
イキイキとした生活のために
日本は長寿国と呼ばれていますが、「医療機関の受診率」、「入院期間」、「薬物使用量」、「要介護度割合」が世界的に見ても高く、要介護長寿期間が最も長い国のひとつとなっております。
そのためスーパー・コートでは、ご入居者にイキイキした生活を送っていただくため、要介護度を下げる取り組みを行っております。
その一環として、運動・行動療法等の試験を実施していきます。
イキイキとした生活の提供
ADLは年齢とともに徐々に低下していきます。したがって、ADLの向上を図る事は困難と考えられています。しかし、ケアプランの質の向上と短期目標達成に向けた取り組みを行い、ご入居者様のADLの向上に向けた取り組みを行っております。また、「イキイキとした生活」や「ADLの向上」にはご入居者様に「夢」を持つということが非常に重要です。そのためにご入居者様に夢をヒアリングし、ドリームシートの作成・トライアルを始めました。例えば、寝たきりのご入居者様が、お孫さんの結婚式に行きたい、以前のようにレストランで食事をしたい、そういった夢を実現するためにADLの向上やイキイキとした生活を送って頂けるようお手伝いいたします。
産業技術総合研究所との提携
産業技術総合研究所と共同研究を行う理由として、介護業務の合理化、介護スタッフの負担軽減が挙げられます。介護スタッフにおける行動分析の研究内容として、介護スタッフの行動分析や業務分析,ナースコールの集計分析を行ってきました。記録作成・確認や情報共有に全体業務の35%もの時間を費やしていることが判明しました。今まで経験と感覚で行われていた業務内容を詳細に調査・分析を行った結果、このように、介護にサービス工学を用いて、介護スタッフの業務内容を調査・分析することにより、業務の効率化やスタッフの負担軽減につなげて行きたいと考えております。そして、ご入居者様への介護サービスの提供時間を増やし、より高いレベルのサービスを提供できるよう、今後も共同研究を続けて参ります。
大阪府立大学名誉教授 清水教永氏との共同研究
スーパー・コートでは、大阪府立大学名誉教授で医学博士の清水教永氏とともに天然温泉や健康イオン水に関する研究を行っております。
天然温泉
スーパー・コートの天然温泉入浴は、活性酸素を減少させ、リラクゼーションおよび免疫力の向上に有効性があると認められました。また、今回の実験におけるスーパー・コートご入居者様の活性酸素・抗酸化力・免疫力の各数値は、一般の高齢者の方に比べて良好な数値を示しました。
健康イオン水
健康イオン水とは、世界8ヵ国で特許取得している「MICA加工」によって、生まれ変わった水です。MICA加工とは、水を加圧しながら特殊な鉱石と接触させることにより、分子運動が活発化したエネルギーの高い水に変化させる技術です。MICA加工を行う事により、水の水素結合がはずれる「低分子化」が起こります。そして、分子運動の白由度が高まり水のエネルギーが活性化すると共に、低分子化により細胞内に浸透しやすい水となります。 「健康イオン水」と普通の水道水を、それぞれ別のグループが約3週間飲み続ける実験を行ったところ、結果として、「コレステロール値」「中性脂肪」「血中の活性酸素量」「血中抗酸化力」そして「リラクゼション効果」「疲労回復の白覚症状」など…さまざまな項目において「健康イオン水」の生体への影響が検証されています。