みなさんこんにちは
12月15日(月)~21日(日)までのお食事メニューをご紹介します。
16日(火)は「ブリ大根」、19日(金)は月祭メニュー「特製すき焼き風」、20日(土)は「塩梅カレー」をご提供します!




ブリ大根のルーツは江戸時代。漁師町で、ブリのアラを無駄なく使うために生まれた「節約料理」でした。脂がしっかりのったアラから出る旨味が大根にしみ込み、シンプルなのに深い味わいが楽しめることから、やがて家庭料理として全国に広まっていったのです。
ブリ調理のポイントとして欠かせないのが「霜降り」。ブリを熱湯にくぐらせて臭みを取るこの技法は、江戸時代の料理書にも載っているほど歴史のある日本料理の技術です。ひと手間かけるだけで仕上がりがぐっと上品になるなんて、昔の人の知恵ってすごいですよね(^^)
こうした歴史や技法が積み重なり、ブリ大根は今も多くの人に愛される、日本の食文化を象徴する料理になっています。
寒い日に湯気の立つブリ大根を前にすると、なんだかほっとするのは、そんな背景があるからかもしれませんね♪
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回の更新をお楽しみに!
みなさんこんにちは
12月8日(月)~14日(日)の食事メニューをご紹介します!
10日(水)は「さわら酒蒸し」、12日(金)はごちそうメニュー「三元豚とんかつ」、14日(日)は「海鮮チャーハン」をご提供♪




さわらは漢字で「鰆」と書きます。魚へんに「春」と書くのは、関西地方で春に旬を迎えることからで、別名「春告魚」とも呼ばれています。一方、関東では冬に脂がのった「寒鰆」が好まれるため、地域によって旬の認識が異なるのが面白いところです。名前の由来には諸説あり、細長い体型から「狭い腹=さわら」と呼ばれるようになったとも言われています。
酒蒸しという調理法は、日本酒の香りで魚の臭みを消し、旨味を引き出すのが特徴です。油を使わず蒸すためヘルシーで、素材の持ち味をそのまま楽しめます。昆布やみりんを加えるとさらにまろやかになり、柚子や木の芽を添えれば春らしい香りが広がり、京料理らしい季節感を演出できます。
このように、さわらの酒蒸しは「旬の違い」という文化的背景と「日本酒を活かす伝統的な調理法」が融合した料理なんですね。
最後までお読みいただきありがとうございました!
次回の更新をお楽しみに(^^)
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今月も施設の玄関に、生け花が仲間入りしました。
外から入って来た瞬間にふわっと視界に広がる華やかさと、季節を感じる色合いが空間を明るくしてくれています。
形や色のバランスが美しく、自然な広がりと立体感がある仕上がりです。
花びらの柔らかさや葉の動きが生き生きとしており、近くで眺めると表情の変化が楽しめます。遠くから見ると落ち着いた存在感があり、近付くと細やかな美しさに気づける、そんな印象の生け花です。
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玄関に飾ることで、行き交う時間の中にふんわりと季節の空気が加わり、
施設へ入る瞬間の印象がより明るく、心地よいものになっています。毎日何度も通る場所にお花があるだけで、気持ちがふっと柔らかくなるものですね。
ご来館の皆さまに心和むひとときをお届けできますように。
次回の生け花も、ぜひお楽しみに☆★☆
みなさん、こんにちは。
12月のレクリエーションのカレンダーをご紹介します。

豪華メニューが今月19日にあります。お楽しみに。
みなさんこんにちは
12月1日(月)~7日(日)までの食事メニューをご紹介します!
2日(火)は山梨グルメ「ほうとう風うどん」、4日(木)は混ぜごはんの日「鮭と大葉の混ぜごはん」、5日(金)はごちそうメニュー「刺身盛り合わせ」をご提供♪




鮭に多く含まれる脂は酸化しやすいのですが、大葉には抗酸化作用のある成分がたっぷり含まれていて、鮭のうまみを引き立てつつきれいに保ってくれます。昔から鮭と大葉が「おいしい組み合わせ」と言われてきたのは、実は理にかなっていたのですね!
また、日本には、余った焼き魚や薬味をごはんに混ぜて食べる昔ながらの習慣があります。鮭のほぐし身も大葉も扱いやすく、その流れで混ぜごはんの具として親しまれるようになったと言われています。さらに、鮭と大葉の組み合わせは居酒屋でも〆の料理として人気で、さっぱりしつつ満足感があるところが、飲んだあとのお腹にもやさしい存在です。
こうして見ると、鮭と大葉の混ぜごはんは、身近な食材同士が自然に寄り添って生まれた、知恵と歴史のつまった一品なのですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回の更新をお楽しみに♪
みなさんこんにちは
11月24日(月)~30日(日)のお食事メニューをご紹介します!
25日(火)には大分グルメ「とり天」、28日(金)はごちそうメニュー「ごちそうハンバーグ」をご提供♪



とり天は大分の郷土料理として有名ですが、実は県内でも地域によって作り方に細かな違いがあります。
別府では衣が軽く、天ぷら寄りのサクッとした食感が重視されますが、県北では衣をやや厚めにして食べ応えを出す店もあります。また、からし酢醤油が定番のタレとして知られていますが、家庭によっては柚子胡椒を合わせたり、大根おろしを添えたりするなど、ローカルなアレンジが豊富です。
さらに面白いのは、とり天の"形"に暗黙のこだわりがあることです。地元では、鶏むね肉をそぎ切りにして平たく揚げるのが一般的で、これは火が通りやすく、軽い衣と相性が良いための工夫なのだそう。
一口に「とり天」といっても、奥が深いのですね(^^)
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回の更新をお楽しみに♪