本日もスーパーコートプレミアム奈良・学園前のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
日ごとに秋が深まり、空気がからりと澄み渡る季節となりました。心地よい季節である一方、これからの時期に気になり始めるのが「お肌の乾燥」です。
ご高齢になると、皮脂や水分を保持するバリア機能が自然と低下し、お肌が非常にデリケートな状態になりやすくなります。乾燥が進むと、かゆみや湿疹といった皮膚トラブルを引き起こし、夜間の眠りを妨げたり、かきむしることで傷や感染症につながることも少なくありません。
そのため、当施設では予防的な「日々のスキンケア」を大切な看護ケアの一つとして位置づけています。
当施設が実践する「お肌の健康を守る看護・介護ケア」
- 入浴直後の手厚い「保湿ケア」
お風呂上がりは一番水分が失われやすいタイミングです。当施設では、入浴後すみやかに全身へ保湿クリームやローションを塗布し、水分を肌の中にしっかり閉じ込めます。お一人おひとりの肌質や季節の変化に合わせたケアを行うことで、しっとりと潤いのある状態を保ちます。
2. 介護と看護の連携による「早期発見・早期対応」
毎日の朝晩のお着替えや衛生ケアの際、介護スタッフがお肌の状態を細かく観察しています。「小さな赤みがないか」「かさつきや傷ができていないか」といった細かな変化も見逃さずチェックし、異変があればすぐさま看護師へ報告される仕組みです。
介護士の気づきと看護師の医療的視点を掛け合わせることで、お肌トラブルの初期症状を早期に発見し、迅速で適切なケアへつなげています。
3. 往診医・専門医と連携した「お肌の状態に合わせた適切な薬剤ケア」
乾燥の度合いや皮膚症状に合わせて、往診医から一人ひとりに合った軟膏などの外用薬を処方していただき、看護師が日々の塗り方や量を適切に管理しています。また、より専門的なアプローチが必要な場合は、月1回の皮膚科往診とも連携。医師の指導のもとで適切なケアを迅速に行うことで、皮膚トラブルの早期改善と再発防止に努めています。
※入浴後にぬりぬり!(画像の一部にAIによる編集をしています。)
ご家庭でも試せる!看護師が教える「冬の保湿ケア」5つのワンポイント
塗るタイミングは「お風呂上がり5分以内」
お肌にまだ潤いが残っているうちに保湿するのがポイントです。
こすらず「包み込むように」
手のひら全体で優しく押さえるように塗ることで、デリケートなお肌を傷つけずに保護できます。
お湯の温度は「40℃以下」に
熱いお湯は肌に必要な皮脂まで洗い流してしまいます。また、石鹸はしっかり泡立てて「手でなでるように」洗うだけでも汚れは十分に落ち、乾燥を防ぐことができます。
「部屋の湿度」は40%〜60%をキープ
乾燥する季節は、室内の湿度を50%前後に保つのがベストです。加湿器の活用はもちろん、お部屋に濡れタオルを1枚干しておくだけでも手軽に湿度を保つことができます。
「すね」「背中」「腰まわり」を重点的に
ご高齢の方は特に皮脂腺の少ない「すね」や、衣類の擦れが起きやすい「背中・腰まわり」から乾燥が進みやすいため、意識して優しく塗ってあげるのがおすすめです。

※画像はイメージ(生成AIにより作成)です。
お肌がしっとりと潤い、痒みなどの不快感なく心地よく過ごしていただけることは、ご入居者様の毎日の笑顔と、質の高い穏やかな暮らし(QOL)に深くつながっています。
当施設では今後も、介護スタッフの「あたたかな気づき」と、看護師・医師による「確かな医療的視点」を掛け合わせ、お一人おひとりの健やかなお身体と暮らしを支えてまいります。
お肌の乾燥や日常の体調面で気になることがございましたら、面会時などにお気軽にご相談ください。
※画像はイメージ(生成AIにより作成)です。


