こんにちは!
今日はレクリエーションについて考えてみようと思います☆

レクリエーションとは?
レクリエーション(recreation)とは、
もともと「再び(re)創造する(create)」という意味を持つ英語から来ています。
つまり、【心と体をリフレッシュさせ、元気を取り戻す活動】を指します。
レクリエーションの起源
-
古代ギリシャ・ローマ時代、戦士や市民が心身を整えるために行った運動や遊びがルーツとされます。
-
近代では、産業革命後の労働者たちの【疲労回復】や【社会的つながり】を目的とした「余暇活動」として発展しました。
-
日本には明治時代末期に紹介され、戦後に高齢者福祉や教育分野で重要視されるようになりました。
レクリエーションの目的
-
心身のリフレッシュ
→ 楽しむことでストレスを減らし、意欲や活力を高めます。 -
健康維持・促進
→ 軽い運動で体力を維持し、生活習慣病や寝たきり予防に。 -
社会参加・孤立予防
→ 他者と交流することで、孤独感を減らし、認知症予防にも。 -
自己表現・自己肯定感の向上
→ 自分らしく過ごし、成功体験を積み重ねる機会に。
なぜ現在、老人ホームでレクが行われているの?
老人ホームでは、ご入居者の【生活の質(QOL)】を高めるためにレクリエーションが欠かせません。
具体例:
-
■「カラオケ」→ 昔なじみの歌で、脳を活性化&気持ちも明るく
-
■「風船バレー」→ 転倒リスクが少ない中で、運動能力を維持
-
■「塗り絵」→ 指先を使って脳トレ&集中力アップ
施設での暮らしはどうしても単調になりやすいため、
日々にハリをもたせるためにも、レクリエーションはとても大事な役割を持っています。
レクリエーションの意義
-
「できた!」という達成感
-
仲間と笑い合う楽しさ
-
新しい趣味との出会い
-
自分らしさを取り戻すきっかけ
-
小さな変化に気づく(体調や精神状態のチェックにもなる)
レクは単なる「暇つぶし」ではなく、
人生を豊かに保つための力を持っています。
今後のレクリエーションの展開
時代とともにレクも進化しています。
未来の展開例
-
個別レクリエーションの充実
(例:好きなことを選べる「マイメニュー式レク」) -
デジタル活用
(例:VR体験で世界旅行!バーチャルレク) -
地域連携レク
(例:近隣の子どもたちと交流イベント)
これからは「一律にみんなで」だけではなく、
その人らしい楽しみ方を大事にするレクがどんどん求められていきます!
まとめ
レクリエーションは、
-
楽しむためだけでなく
-
心と体を守り
-
人生をよりよくするための活動です。
これからの老人ホームでは、
「その人にとっての幸せ」を見つけるレクリエーションがますます重要になってくると思います!(^^)!



