みなさん、こんにちは! スーパー・コート京・西京極です。
当施設は、パーキンソン病をはじめとする神経難病の方の受け入れに特化した施設です。
ご入居者の皆様が、毎日安全に生活を送っていただけるよう、館内の環境づくりにはたくさんの「専門的な工夫」が施されています。
今回は、その代表的な取り組みの一つである、「廊下」についてご紹介します!
上の写真を見ていただくと、廊下の床に線が等間隔に引かれているのがお分かりいただけるかと思います。
一見シンプルな線に見えますが、実はこれ、パーキンソン病の皆様が歩きやすくなるための、とても大切な仕掛けなんです!
パーキンソン病の代表的な歩行障害に、足が床に張り付いたようになって一歩目が出にくくなる「すくみ足」という症状があります。
実は、パーキンソン病の方は、頭の中で「歩こう」と意識するだけでは体を動かしにくくなる一方で、「目に見える目印(視覚情報)」があると、脳の別のルートが刺激されてスムーズに足を一歩踏み出せるようになるという不思議な特徴を持っています。
床に引かれたこの等間隔の線を「またぐように意識して歩く」ことで、脳が自然と一歩の幅やリズムを認識し、すくみ足が大幅に改善されるのです!
ただバリアフリーにするだけでなく、病気の特性を正しく理解し、生活空間そのものをリハビリや歩行のサポートに繋げております。
「廊下を歩くのが少し不安...」という方も、この線があることで、ご自身の力で一歩一歩しっかり歩くリハビリを日々自然と行うことができています。
これからも皆様が日々を生きいきと安全に過ごしていただけるよう、細やかな環境づくりに努めてまいります!


