体幹と両下肢が硬く、靴下を履く動作ができないご利用者がおられます。
いくらリハビリで体幹と両下肢をマッサージやストレッチをしても関節が柔らかくなるには限界があります。
この様な場合、福祉用具を使用します。
福祉用具と言ったら、業者から購入する為、それなりの金額をすると思いがちです。
しかし、福祉用具の中でも100均商品を使って作成する商品もあります。
今回は、100均で作ったソックスエイドについて紹介します。
100均で購入したプラスチックの板です。
この板をソックスエイドの形に切り取って、ソックスエイドを作成します。
当施設ではご利用者の身体機能を評価する為、定期的に体力測定を実施しています。
体力測定を行う事で客観的にご利用者の身体機能を確認でき、身体機能低下の予防にも繋がります。
当施設の体力測定は国家資格を持った柔道整復師が中心になり実施し、医学的根拠に基づいた検査を行っています。
ご利用者が穏やかに過ごして頂ける様に今後も研鑽していきます。
ご意見等ありましたら、お気軽にお声掛け下さい。
体力測定が始まりました。

握力を測定しています。
片脚立位でバランスを測定しています。
歩行の測定をしています。
歩行とバランスの測定をしています。
11月の下旬を迎え、クリスマスが近づいてきています。
当施設ではスタッフが協力し、クリスマスの準備を始めました。



当日はイベントを行う予定です。お楽しみに。
食事が食べれない方への介入
えんげ機能(食事を行う機能)が低下しているご利用者がおられます。
その様な方々に当施設では外部の歯科医師・歯科衛生士が定期的に訪問診療されています。

歯科医師・歯科衛生士からの情報を基に車椅子の頭の位置にクッションを置く事や背もたれの角度調整等を行い、少しでも楽な姿勢で食事をして頂ける様に多職種連携を行っています。
背もたれの角度や座面の角度が統一出来る様に目印になる紐やテープを設置しています。
今後もご利用者が穏やかに過ごして頂ける様に努めていきます。
ご意見等がありましたら、ご連絡下さい。
作業療法士とご利用者が作成したマフラーです。
リハビリの一環としてマフラーを作成しました。

色合いが綺麗です。センスを感じますね。
コーディネートもお洒落ですね。
これからも沢山作っていきましょう。
食事姿勢の介入
当施設では嚥下機能だけではなく、両腕が上がりにくい・手首が動かしにくくスプーンを持てない・体幹が崩れ安楽に食事を行い等の問題がある方がおられます。
それらの問題を少しでも改善出来る様にセラピストが介入します。

少しした事で食事を自分で食べれるケースがあります。
・車椅子の背もたれの角度が変える
・座面の角度を変える
・おぼんの下に傾斜台を入れ、スプーンですくいやすくする
・介助スプーンを使う
・足台を使う
・肘置きの高さを変える
自分で食べれないから介助すると決めつけるのではなく、残存能力を活かす事が大切です。