せいりょう上甲子園のブログへようこそ! 機能訓練指導員の中村です。




4月10日(金)に開催いたしました、車椅子フラダンサー田中元美様(harumi様)による特別ステージ。 3本目となる今回のレポートでは、これまでの視点とは趣向を変え、「春を奏でる身体表現」と「心が繋がる瞬間」にフォーカスし、さらに深掘りした内容でお届けします。






「わあ、ホールの中に本物の桜が咲いたみたい!」 harumi様が桜色の鮮やかな衣装で登場された瞬間、スタッフからも思わずそんな声が漏れました。今回の演目は、すべての曲が「春・桜」をテーマにした特別構成。




音楽が流れ出すと、harumi様の指先が風に舞う花びらのように動き出し、それに合わせるように皆様の手もふわりと宙を舞います。 ただ鑑賞するだけでなく、harumi様と視線を合わせ、同じリズムを刻むことで、ホール全体が温かな一体感に包まれました。 「体が勝手に動き出しちゃうね」と微笑む入居者様の横顔を見て、音楽とダンスが持つ、心を一瞬で春色に染めるパワーを再確認した素敵な午後でした。
季節を「演じる」ことで生まれる、自発的な身体活性と笑顔
機能訓練指導員として私が注目したのは、季節感あふれる旋律がもたらす「心身の解放」です。


「桜」や「春」といった馴染み深いテーマは、記憶の深層に働きかけ、自然と姿勢を正し、表情を豊かにする力があります。harumi様のしなやかな車椅子での身のこなしを間近で見ることにより、皆様の意識が「動かされるリハビリ」から「自ら表現する楽しみ」へと切り替わっていくのが手に取るように分かりました。




腕を大きく広げ、花が開く様子を模倣する動作は、胸郭をしっかりと広げ、深い呼吸を促します。 「上手に踊ろう」とするのではなく、「春の喜びを表現しよう」とする意欲が、結果として肩関節の可動域拡大や体幹の安定に繋がる――。これこそが、当施設が大切にしている「楽しみながら、いつの間にか元気になれる」アクティビティの真髄です。
次回予告:出張喫茶「純喫茶しのぶ」のご案内
次回の大きな楽しみは、4月20日(月)に開催される「純喫茶しのぶ」です!
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五感で味わう喫茶店: ネルドリップで淹れる本格珈琲の香りと、目の前で焼き上げるワッフルの甘い匂いがホールを包みます。
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春の特別プレート: 今回のフラダンスに続き、「桜舞い散るワッフルプレート」や「優しいおはぎ」など、春限定のメニューも登場!
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みんなで囲む食卓: 嚥下食の方も一緒に楽しめる工夫が凝らされています。
【4月の今後のご馳走メニュー予定】
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4月15日(水):【月祭スペシャル】 ど迫力の「大海老フライ」!
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4月22日(水):旬を味わう「刺身盛り合わせ」
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4月29日(水):ボリューム満点「mixグリル」
せいりょう上甲子園では、これからも皆様の毎日が笑顔で満開になるような企画をお届けしてまいります!
【春の贈り物】心に響く「さくらさくら」の演奏動画をいただきました
当施設で素晴らしいセッションを披露してくださった田中元美様より、心温まる春の便りが届きました。
神戸市にある「しあわせの村」にて、満開の桜を背景に撮影された日本古謡「さくらさくら」の動画が、YouTube等のSNSで公開されました。
今回の演奏でピアノを担当されているのは、田中様が師事されているプロの鍵盤ハーモニカ奏者・ジャズピアニストのTommyCHO先生とのことです。春の訪れを感じさせる美しい映像と、優しくも凛とした音色が重なり、聴いているだけで心が洗われるような素晴らしい作品です。
田中様からは「施設の皆様にもぜひ聴いていただけると嬉しいです」との温かいメッセージも頂戴しております。
施設内でも、この美しい季節の彩りと演奏を利用者様と共に鑑賞し、心穏やかなひとときを過ごしたいと思っております。
田中様、素敵な贈り物をありがとうございました。

