せいりょう上甲子園のブログをご覧いただき、ありがとうございます。 機能訓練指導員の中村です。

3月23日、当施設にてアルケア株式会社の木下滉様を講師にお招きし、「ポジショニング勉強会」を実施いたしました。専門的な知見から、ご入居者の安楽な姿勢づくりを学んだ当日の様子をお届けします。

解剖学的根拠に基づいた姿勢管理。拘縮予防と除圧の重要性

機能訓練指導員の視点から本日を振り返ると、非常に質の高い実技演習の場となりました。

20260323_161416.jpg20260323_161519.jpg

20260323_162925.jpg

20260323_163011.jpg20260323_163045.jpg

高齢者のケアにおいて、適切なポジショニングは単なるリラックス効果に留まらず、関節拘縮(こうしゅく)の予防や呼吸機能の維持、さらには褥瘡(じょくそう)予防において極めて重要な役割を果たします。今回の勉強会では、アルケアの木下様より、身体の骨格構造に合わせたクッションの選定や、支持基底面を広げて体圧を分散させる具体的なアプローチをご指導いただきました。

20260323_163147.jpg20260323_163408.jpg

20260323_163441.jpg20260323_163445.jpg

特に、寝返りが困難な方や筋緊張が高い方に対する細やかな角度調節は、ご本人の持つ残存機能を最大限に引き出すための「24時間のリハビリテーション」の一部と言えます。スタッフ一人ひとりが専門的な理論を実技で確認できたことは、施設全体のケアの質を底上げする大きな一歩となりました。

20260323_164709.jpg20260323_164721.jpg

20260323_164727.jpg

20260323_165842.jpg20260323_170011.jpg

アルケア株式会社様のような専門企業の勉強会を通して、最新の知見を取り入れた内部研修を継続することは、ご入居者の尊厳を守る上で欠かせない取り組みであると考えております。

当施設が目指しているのは、スタッフの経験則だけに頼らない「エビデンス(根拠)に基づいた介護」です。今回の勉強会のように、外部の専門職から直接指導を受ける機会を設けることで、スタッフの技術向上はもちろん、プロとしての意識の醸成にも繋がります。

ご家族の皆様には、こうした地道な研鑽を通じて、大切なご本人様が安全で安らかな毎日を過ごせる環境を整えていることをお伝えし、安心をお届けしたいと願っております。これからもせいりょう上甲子園は、一人ひとりの「心地よい暮らし」を支えるため、学び続ける組織であり続けます。


せいりょう上甲子園では、これからも質の高いサービスを提供するため、日々の研修と技術向上に努めてまいります。

【3月の注目イベント】

  • 3月25日(水):ご馳走メニュー「海鮮散らし」 & おやつバイキング

  • 3月26日(木):月祭(テノール歌手とピアニストによる華やかなアンサンブル)

次回のブログでも、皆様の元気なご様子をお届けします!