今日は

理学療法士の安部です。

今回はパーキンソン病の歩行障害と、トレーニングに利用しているトレッドミル(ランニングマシ-ン)をご紹介させていただきます。

パーキンソンの歩行障害として

〇すくみ足...方向転換時や障害物がある、狭い場所を通る時などに脚が動かなくなる

〇突進歩行...歩行中に加速していき、止められない

〇小刻み歩行...歩くときに脚を大きく出せずに、歩幅が小さく摺り足になる

〇姿勢反射障害...バランスを崩した時に、立て直せず転んでしまう

 があります

これらは脳からの「運動を開始する」「運動の調節する」等の指示が上手く伝達できずに起こる現象です。

運動を起こす為に必要な、神経の興奮や抑制のバランスが調整できなくなっているのです。

健常者にとって歩行は特に意識することなく、スムーズにそしてリズミカル(自動的)に行われます。しかしパーキンソン病では「自動的な運動プログラム」の出力が困難になります。

パーキンソン病の方は歩行が思うように出来にくくなっている上に、転倒への恐怖感が強く過剰なストレスとなります。人と会話しながら歩く等の二重課題となるとさらにストレスがたまり、動作が止まってしまうすくみ脚等の原因になります。

スーパーコートでは、患者様の転倒への恐怖によるストレスを軽減して歩くことに集中できるように、安全帯をつけてのトレッドミル歩行を行っています。

安全帯の装着で転倒予防になるだけでなく、負荷量の調節も行えます。

 トレッドミルは一定速度でベルトが動く為、自然に足がでて前に進み続ける事が出来ます。中枢神経の運動学習にも効果的で、歩行速度の一定化や歩幅の拡大にも期待できます。  

良いパターンを身体に覚え込ませ、歩行に対して自信をつけて頂ける練習方法です。

 また転倒の心配がないため安心して運動ができ、会話をしたり音楽を楽しみながら退屈せずにトレーニングが出来ます。

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