「介護保険」制度が始まったのが平成18年(2000年)の4月。それから25年の月日が流れているので、多くの方が「ヘルパー」「デイサービス」「ケアマネ」などの言葉は聞いたことがあると思います。

ですが、実際に「どんなことをしてるのか」「何をしてもらえるのか」ということはよくわかっていないという方もいらっしゃるかと思います。

今回はその中から「ケアマネジャー」はどんなことをしているのかを説明させていただきます。

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住み慣れた家で、いつまでも元気に暮らしたい。 でも、一人暮らしをしているので「もし怪我をしたら?」「足腰が弱ってきたら買い物はどうしよう?」といった不安がよぎることはあると思います。また、家族と一緒に暮らしていても、いろいろと助けてもらわないと大変だという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな時、皆さんと介護サービスをつなぐ役割を担うのが『ケアマネジャー』です。

ケアマネジャーは"介護支援専門員"と言う資格を持った介護や医療など知識を持った相談のプロフェッショナルです。

ケアマネジャーの仕事は大きくは次の3つになります。

  1. あなた専用の計画(ケアプラン)を作ります
    • 「お風呂に一人で入るのが怖い」「掃除が行き届かない」など、一人ひとりの困りごとに合わせて、ヘルパーやデイサービスなどのサービスを組み合わせた計画書を作ります。
  2. チームの司令塔になります
    • お医者さん、ヘルパーさん、看護師さんなど、多くの専門職と連携を取り、チーム全体をまとめます。あなたを中心とした「支え合いのチーム」を作ります。
  3. 一番身近な相談相手です
    • 月に1回以上は必ずご自宅を訪問します。「最近体調が優れない」「離れて暮らす家族に連絡してほしい」など、日常の小さなお困りごとにも耳を傾けます。

独居の方にとって、ケアマネジャーは「定期的に顔を見せてくれる安心できる存在」になり、いろいろと相談を出来る頼れる存在となります。もちろん、親などの家族をお願いしている方でも介護について気軽に相談できる存在です。


「そろそろケアマネジャーにお願いしたほうがいいのかな?」と思ったら、まずはお住まいの地域の地域包括支援センターにご相談ください。もちろん矢田西ブランチでもご相談の対応は可能です。

あなたの状態に合わせて、適切な手続きや、地域のケアマネジャーのご紹介を行います。