これまで3回のブログで大阪市内の休日や年末年始・夜間の内科・小児科、耳鼻咽喉科、眼科の急病診療所についてご紹介してきましたが、ケガややけどなどの外科的治療には対応ができない医療施設となります。
そのような症状の場合は救急病院を受診することになるのですが、どこの病院に行けばいいのか分からないことも多いと思います。
そんな時にどうやって受診先を探せばいいかについてご紹介します。
●こんな時には迷わず119
「意識がない」「呼吸がない」「大量に出血している」「広範囲にわたってやけどをしている」などの場合は生命にかかわることが多いため、すぐに119番に電話してください。
「急に顔や手足が動きにくくなった」、「言葉がしゃべりにくい」、「これまでに経験したことのない頭痛」といった症状は、脳卒中を強く疑う症状で、早急な脳卒中対応病院への搬送が必要です。
「20分以上続く、絞めつけられるような胸の痛み」は心筋梗塞を疑う症状で、早急な心筋梗塞対応病院への搬送が必要です。
このような場合にも、迷わず119番に電話してください。
●救急車を呼ぶかどうか迷った場合
救急安心センターおおさか
「短縮ダイヤル#7119 または 06-6582-7119」
救急車を呼んだほうがいいか?それとも病院に行った方がいいか?と突然の病気やケガで困ったときには救急安心センターに電話して下さい。
相談員・看護師が医師の支援体制のもとに24時間365日、病気やけがの緊急性の判断や応急手当、適切な救急病院の案内について対応しており、緊急性のある場合にはセンターから最寄りの消防署へ電話を転送して、そのまま救急車を出動してくれます。
※受診の際は必ず医療機関へ受診可能か電話をお願いします。
●救急車を呼ぶほどでもないが受診する医療機関がわからない場合
厚生労働省が運営するサイト「医療情報ネット(ナビイ)」では、"今診てもらえる医療機関"を検索することができます。
https://www.iryou.teikyouseido.mhlw.go.jp/znk-web/juminkanja/S2310/initialize?pref=27
パソコンでもスマートフォンでも検索可能です。
また、電話の場合は「大阪府救急医療情報センター」が24時間365日対応しています。電話番号は06-6693-1199です。
今年も押し迫ってまいりました。年の瀬は何かと気ぜわしい季節ですし、思わぬケガなどもあるかもしれません。そんなことがないのが一番ですが、万が一の場合に役立てていただければと思います。











