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こんにちは!理学療法士の川上です。

毎日ご入居者様のリハビリをするにあたって、エアロバイクを使用する機会はとても多いです。

今回はそんなエアロバイクの利点や効果についてお話していきたいと思います。

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エアロバイクは、関節に負担をかけず運動する事が出来るため、膝や腰に痛みがある方でも積極的に使用していただくことが出来ます。また、椅子に座って運動出来るため安全に運動することが可能です。

全身運動であるため筋力の向上、それによるバランスの向上が期待できます。

また、有酸素運動であるため、心肺機能の維持向上が期待できます。

そして特に高齢者には、気分転換やストレスの軽減、認知機能低下の予防も期待できます。

ここスーパーコート住之江にあるエアロバイクには腕振り機能が付いているため、手足の協調運動ができ、足だけでなく手や体幹の筋肉にもアプローチする事が出来ます。

以上により、立ち座りや歩くことなどの基本動作能力の維持向上を図れます。

高齢者は、日々筋力・体力・免疫力が低下していきます。それらを維持し、安心で健康な毎日を送っていただくために私たちがリハビリ介入させていただいております。

今後もより良いリハビリが提供できるよう努めて参ります!

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こんにちは!

理学療法士の大南です。

パリオリンピックが始まりました。男子バスケットボール初戦の熱戦はすごかったすね!

結果は本当に残念でしたけど、とても興奮し感動をしました。

対戦相手のフランスは身長222センチの大柄な選手がいました。対して日本の選手は身長167センチ173センチと小柄で体格差のハンデが大きいと話題になっていました。

このバスケットボールの身体のハンデで理学療法士の学生だった時の出来事を思い出しました。

今回は理学療法士の実習先で体験し、感じたことについてお話したいと思います。

最終学年の3年生になって初めての実習先は遠く離れた静岡県にある大きなリハビリテーションセンターでした。それは山の上にありリハビリセンター、体育館、プール、職員の寮などまるで一つの町になっているようなところでした。若い方からお年寄りまで大勢の人が日常生活の自立を目指し頑張っておられました。

そこで親しくなった20歳前後の青年から、いろんなことを教わりました。彼はバイク事故で脊髄損傷になり車椅子の生活になり1年ほど経過された方です。

彼は「理学療法士になるなら車椅子を使っている人の気持ちを知らないといけない」と日々私にいろいろ教えてくれました。休日は私も車いすに乗り、一緒に坂道を上りました。 また車椅子バスケにも挑戦しました。体育館のバスケットボールのゴールの練習もしました。体験するとわかるのですが、びっくりするほどボールが上にとびません。ゴールするためにはいかに全身の力が必要かよくわかりました。遠くにボールを飛ばすには下半身のふんばりが必要なんですね。

それから若くして身体に障がいをおってしまった彼自身から聞く言葉は非常に重く私につきささりました。

自身の事故のこと、障がいのこと、事故から現在に至るまでの心情、加害者に対する気持ち、将来の目標・不安など赤裸々に私に話してくれました。今でも真剣な表情で時につらそうに、時に笑顔で語る彼の顔を覚えています。本当に大切なことを教えてくれた彼には感謝しています。将来「車椅子マラソンや車椅子バスケの選手として活躍してみたい」と言っていた彼は、今ごろどうしているのかなあ、と思い出すことがあります。

この時の教えを胸に、理学療法士として働いてきました。

これからもご入居者やご家族の気持ちを考えてリハビリをさせていただきたいと思います。

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作業療法士の西尾です。

起きて座って頂く事は、寝たきり予防になるというのは、なんとなくご理解頂けると思います。

では、どのくらい時間座って頂くのが良いのか?どんな効果があるのか?

東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科

摂食嚥下リハビリテーション学分野の戸原玄教授、中川量晴准教授、石井美紀医員の研究グループでの文献によりますと

  • 65歳以上の介護を受けておられる高齢者に対してリハビリテーションとして起きて頂く事が有効であり、少なくとも4時間、可能であれば6時間以上離床すると全身の筋肉量が保たれ、摂食嚥下機能が良い傾向にあることを示しました。
  • この研究成果は、国際科学誌Gerontologyに、2022年4月13日にオンライン版で発表されました。
  • 介護状態に関わらず、トータル4時間起きて頂くと手足の筋肉と食事の飲み込む力・食べる力が保たれていました。
  • トータル6時間座って頂くと全身の筋肉が保たれ、常食に近い食事を食べる事が出来る。と書かれていました。この結果を受けて、座って頂く事の重要性をご入居者にお伝えさせて頂いております。 健康維持の為に座る時間・効果を職員に情報共有し寝たきりとならない様に対応しております。
    私たちリハビリは文献を調べて根拠を持ってリハビリを提供させて頂いております。

ご入居者にとっていつまでも安全で健康に過ごして頂く為に、住之江ではトータル6時間離床を目指していきたいと思います。

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こんにちは。作業療法士の西尾です。

今回はリハビリの一環として買物に行ってきました。

今回の目的として、大好きなおにぎりを両手で持って食べて頂く事です。

コンビニまで一緒に行き、食べたいおにぎりを選んで頂き、施設で食べて頂きました。

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この方は以前から、「おにぎりが食べたい。」「海苔巻きが食べたい。」「両手で持ってかぶりついて食べたい」とおしゃられていました。

ずっと食事は、お粥で食事が美味しくないと言われており、最近食事もあまり召し上がられない事が増えて来て

元気がない状態でした。

好きなおにぎりを食べて元気になって頂きたいと考え、おにぎりを食べて頂いて飲み込み等に問題ないかを看護師や医師に相談し許可を得て実施となりました。

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「美味しいわ。」

両手でおにぎりを持って食べる事が出来て満足され笑顔が見られました。

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現在、食欲も少しずつ出て来られ毎日の食事量が増えて改善見られてきています。

スーパーコート住之江は生活施設です。

今まで生活の中でどういった人生を送って来られたのか どんな生活を望まれているのか

生活の中で目標を一緒に考えて今までやりたかった事 諦めている事が少しでも実現できるように支援させて頂きます。

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こんにちは。作業療法士の西尾です。

今日はリハビリで毎日実施させて頂いています日光浴(外気浴)についてお話致します。

外気浴(日光浴)は施設の外に出る機会がないご入居者にとって季節の変化と社会のつながりを実感する貴重な機会です

効果として

幸せホルモンであるセロトニンの分泌

気分が良くなり集中力やストレス軽減となります。

骨粗鬆症予防、骨を強くするビタミンDを生成

日々の施設生活に彩りを与える「ひととき」となります。

普段、ベッドで目を閉じてじっとされている方も外にお連れすると元気になります。

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元気良くバンザーイして頂けました。

スーパーコート住之江では、今後も寝たきりゼロを目指して

ご入居者に安全安楽で生き生きとした生活を送って頂けるように努めて参ります。

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こんにちは。作業療法士の西尾です。

当施設はパーキンソン病の方等、神経難病専門でリハビリを提供させて頂いておりますが、

作業療法士は理学療法士とどう違うのかよく聞かれます。

理学療法士はベッドから寝返り起き上がり座り、立ち上がり、歩行の基本動作を専門とします。

作業療法士はその応用動作、日常生活の動作、食事・排泄・入浴・趣味・買い物等の生活をみる専門職です。

ご入居者・ご家族の要望に合わせてリハビリを提供させて頂いております。

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パーキンソン病の方等、入浴中、急に動けなくなったりなども起こりえます。

入浴は肌が露出した状態で脆い状態です。固いタイルに転倒すると打撲による外傷出血、骨折リスクもあります。

介護職員が対応できない場合、安全性を考えて私が直接、入浴介助に入らせて頂く事もあります。

スーパーコート住之江では、ご入居者の安全安楽に生活して頂けるように対応しております。

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リハビリではマッサージのイメージが強いと思いますが、

生活の中で困っている事を改善できるように支援していきます。

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この方は、体をまっすぐに歩けるようになりたい。

買物や旅行に行けるようになりたいとご要望があります。

1か月前は首、背筋が弱く身体が起き上がれない状態でした。

首・背骨の可動性を評価、首や体幹の筋力評価実施。

評価の結果、骨の可動性は問題なく首と背筋の筋力が弱い事がわかりました。

買物や旅行に行く為には、姿勢改善が必要と考えます。

1か月間、骨が固まらない様に、関節可動域訓練、ストレッチ、リラクゼーション実施

首、体幹筋力訓練実施しました。

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1か月後、今では短時間ですが歩行器を使用してまっすぐに歩ける様になり姿勢改善しています。

私たち、リハビリはその方の可能性を探り出来る限り、ご入居者のご要望にお応えして行きたいと考えます。

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作業療法士の西尾です。

腰痛予防の為の筋トレの効果についてお話したいと思います。

腰は体で最も負担がかかる場所です。

腰の骨は、上半身の重さを支える役割をしています。

上半身の重さを支えることで、腰の周りにある筋肉や神経は、様々な動きや姿勢で負担がかかりやすくなっており、異常をきたし痛みの原因となりやすいです。


腰の周囲には腰椎や筋肉、神経以外にも腰椎同士をつなぐ関節や靭帯、腰の前にある内臓、そしてこれらの臓器に通っている血管などがあります。これらのどこかに異常が起きた場合でも、腰痛が症状として出ることがあります。

リハビリではトレーニングする前に腰痛の原因を考えますが、最初に実施することは、腰痛が椎間板ヘルニア等の危険な腰痛の可能性があるかどうかの確認です。

危険な腰痛としての兆候があり、腰痛の原因に重篤な病気が潜んでいる可能性があれば、すぐに医師に報告します。

医師の専門的な診療で診断、治療を受けて頂く必要があるためです。

椎間板ヘルニア等の腰痛である場合は、筋トレをするべきではありません。筋トレをすることで症状や病気を悪化させる恐れがあります。

腰痛の原因はさまざまで筋トレでは解消できない腰痛もあります。

筋トレは腰痛の緩和に有効

体幹の筋肉が姿勢改善と腰の骨の支持、負担軽減になるからです。

体幹には大きく分けてアウターマッスルインナーマッスルと呼ばれる2種類の筋肉があります。


アウターマッスルには一般的に腹筋と呼ばれている腹直筋内腹斜筋、外腹斜筋があり、大きな力により体幹の運動や固定に強く働きます。

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インナーマッスルには腰椎の近くに腹横筋、多裂筋、骨盤底筋群と呼ばれる筋肉があります。これらの筋肉は、腰の骨の連結を強化して正しい位置に保つとともに、腰の骨を安定させます。

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2種類の筋肉の働きにより姿勢改善されるとともに、腰の骨を支え安定させます。

腰の骨、椎間板、腰の筋肉にかかる負担軽減でき、腰痛緩和に有効と言えます。

次回はトレーニング方法をお話したいと思います。

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,#腰痛予防

作業療法士の西尾です。

~腰痛予防 抗重力筋について~

腰痛予防改善に重要なのは筋肉の中で重力に対する姿勢の維持をサポートしている「抗重力筋」(こうじゅうりょくきん)です。

人間の身体には、大小合わせておよそ400個もの筋肉があります。

抗重力筋とは、地球の重力に対して立っている時や座っている時などの姿勢を保持する筋肉のことを言います。

抗重力筋は背骨の中にある脊髄から感覚が伝わり、脳とからの命令を受けて真っすぐに立てる様にバランスを取っています。


この抗重力筋は、運動など体を動かしている時に働く訳ではなく、立っている時や座っている時は、無意識に働いている筋肉です。

立っている時や座っている時は、無意識に重力と抗重力筋とが均等に釣り合っています。

普段から悪い姿勢を続けていると、腰痛や肩こりの原因となります。

抗重力筋が正しく機能していれば、抗重力筋が全身のバランスを調節して体の歪みが解消されます。

抗重力筋は私たちの毎日の生活の質に関わる重要な筋肉と言えます。

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抗重力筋を大きく分けると5箇所が挙げられます。(姿勢維持筋と呼ばれることもあります。)

背中:脊柱起立筋 

腹筋:腹直筋、腸腰筋

お尻:大殿筋

太もも:大腿四頭筋

ふくらはぎ:下腿三頭筋、前脛骨筋

この背中・腹筋・お尻・太もも・ふくらはぎの抗重力筋が前後に働きながら重力に対してバランスを保って立つ事が出来ています。

生まれたばかりの赤ちゃんは重力に対して抗重力筋がまだ発達していないので座ったり、立つ事ができません。

成長すると共に、まず抗重力筋が鍛えられて座ったり、立つことができるようになります。


抗重力筋は、日常生活で常に働いている部位ですがこの筋肉が衰えてしまうと重力に対して正しく姿勢を保持することが難しくなります。

姿勢が悪くなるとその分、他の筋肉で補おうとします。お腹の筋肉が弱いと背中の筋肉を過度に使う事になり疲れやすくなり腰痛が出現したりと歩く時間も少なくなります。

抗重力筋の筋力訓練を行う事は高齢者の姿勢保持にとっても非常に重要な部位となります。

次回は筋力訓練の方法について説明していきたいと思います。

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背骨について

作業療法士の西尾です。

腰痛の事をお話する前に背骨の事を理解して頂きたいのでご説明したいと思います。

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人間の脊骨は、首の骨7個、胸の骨12個、腰の骨5個、仙骨、尾骨に分かれます。

灰色が椎間板  黄色が神経

頭蓋骨が脳を守っている様に、背骨の中に脊髄神経(神経の束)があり守っています。

私たち人間は神経があるから味覚や聴覚、視覚などを感じ取る事や感覚を頼っての運動が出来ます。

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首~腰の骨の間には椎間板という水やコラーゲンで出来ているクッションがあります。

椎間板があるおかげで衝撃吸収出来ています。

椎間板は栄養供給が乏しいので壊れてしまうと自然再生しない物と言われています。

画像は椎間板ヘルニアです。 

いったんヘルニアが起これば、椎間板が傷付いた状態で脆くなり、またヘルニアが再発しやすい状態となります。

背骨は重たい頭を支えて力を分散させるためにS字カーブの形となっています。

まっすぐに立つ事で重力を分散し、重い頭を支え、骨や筋肉の負担を軽減しています。

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背骨の曲がりが強い場合は、猫背で姿勢が悪くなると首や肩、腰に負担がかかるようになります。

ストレートネック(首の骨の前への曲がりが少ない状態)にもなります。

あお向けに寝たときに、腰と床の間に隙間が出来るのも背骨の曲がりが強く姿勢が悪いです。

背骨の曲がりが少ない場合は、背中が真っ直ぐで一見姿勢が良いように見えますが、筋肉の負担が大きくなります。

脊骨はクッションの役割をするためにS字カーブを描いているのですが、

S字カーブとなる為に腰骨と(骨盤)仙骨が接する部分は斜めに(30度位)角度がついている事が重要になってきます。

この角度により理論上体重の約3倍の重力が加わるはずの仙骨部分の力が、分散吸収され人間はまっすぐ立つ事が出来ます。

姿勢が悪いと、このS字カーブが崩れて、重力をうまく分散吸収できなくなってしまいます。

その分、筋肉が頑張って体を支えようとするために、疲労が溜まります。

疲労が溜まった筋肉が炎症を起こすと腰痛や背中痛などの症状が出たりします。

これが長い間続くと、更に骨や筋肉への負担が増し、椎間板がダメージを受け続けると傷付き、ぎっくり腰椎間板ヘルニアなど発症します。

背骨や椎間板に負担を掛けない様に毎日の生活での姿勢に注意する事と筋トレやストレッチの運動が必要になってきます。

腰痛予防運動については、また次回お話させて頂きます。

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作業療法士の西尾です。

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今回は腰痛についてお話したいと思います。

腰痛は誰しも経験する身近に起こるものです。

腰痛は病気の名前ではなく身体に表れる症状の名前です。

非特異的腰痛と言って、腰痛の85%は検査を行なっても原因がわからないものとなっています。

残りの15%は特異的腰痛と呼ばれ原因がわかっている腰痛です。

椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症の神経症状での腰痛や骨粗鬆症など原因での圧迫骨折、その他腫脹・炎症等挙げられます。

何らかの原因で背骨の中にある神経が圧迫されて痛みが起こります。

痛みがひどい時は足の筋力が弱くなったりしびれが起こります。

腰そのものに問題がある場合だけでなく、仕事、生活習慣、ストレスなどの要因が複雑に絡んでいるため、自分の生活を振り返って考える事が腰痛原因を知るための第一歩となります。

腰痛の4つの原因

動作

・重い物を持ち上げる

・抱え上げる介助

・立ち仕事や座り仕事

・おむつ交換や更衣介助などの身体介護(おじぎ姿勢、前かがみ、中腰、ひねり、そり等)

・準備動作なく物を急に持ち上げたり、転倒しかけた方をとっさに支える。

環境

・寒い環境

・滑りやすい床面

・福祉用具 スライディングボード(シート)等が活用されていない

個人

・年齢・性別・体格・筋力等

・体幹の筋力が弱い インナーマッスル(多裂筋や腹横筋、横隔膜、骨盤底筋など)低下

・腰椎椎間板ヘルニアや圧迫骨折等の腰痛の病気がある場合

心理・社会的要因

・職場での人間関係や利用者との対人トラブル

・腰痛不安で腰痛予防の妨げになる場合があります。

・腰痛による休業でのストレス

今後も腰痛についてお話していきたいと思います。

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作業療法士の西尾です。

今回は肺炎予防についてお話させて頂きたいと思います。

肺炎は高齢者の死因の上位にランクされる病気です。

口腔を清潔に保つことで予防が可能なことが知られており口腔ケアが重要とされています。

肺炎の発症メカニズムには「口や喉の中の細菌」「誤嚥」そして「体の抵抗力」が関係します。

口腔ケアによって飲み込む機能が良くなったり、むせ込む機能が良くなったりします。継続した口腔ケアは細菌を減らす効果ばかりでなく肺炎の予防に効果があります。

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肺炎予防に効果的な口腔ケア

口腔ケアに必要なポイント

細菌の塊であるバイオフィルムを破壊し破壊したバイオフィルムを除去する。

細菌の塊であるバイオフィルムは、強い粘着性を持って歯や義歯、口腔粘膜に付着しています。

歯についたバイオフィルムの破壊には歯ブラシを用い、口腔粘膜についたバイオフィルムの破壊にはスポンジブラシやガーゼなどを用います。

うがいなどでは破壊することはできません。

歯ブラシによって破壊されたバイオフィルムはバラバラになり歯ブラシ後にうがいをすることで、唾液中や口の中に落ちたバイオフィルムは口腔内に排出されます。

うがいができない人の場合には、破壊したバイオフィルムが誤嚥される恐れがあり注意が必要です。

バイオフィルムを排出させる対策

1.口腔内に水を溜め込む事が難しくなり誤嚥リスクがあるので多くの水や洗浄剤を使用しない

2.首を曲げてあごを引いて咽頭に流入しないようにする

3.歯磨きでは細菌の塊や食物残渣など付着するので、しっかり歯ブラシを洗いながら、ふき取りながらケアをする。

口腔ケアによって肺炎の発症は約半分に減らすことが出来ることが知られています。

口腔体操と口腔ケアで肺炎予防!寝たきり防止!

口は、生きる為のそして幸せのための器官です。

口いっぱいで味を感じ、その感動を「おいしい」という言葉に変えて伝える。

ご入居者にいつまでも健康に暮らして頂きたいと考え、今後も当施設は口腔体操・口腔ケアに努めて参ります。

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作業療法士の西尾です。

今回、口腔内の細菌についてお話したいと思います。

大人の口の中には、300~700種類の細菌が生息していると言われています。

細菌数
歯をよく磨く人で1000~2000億個

あまり歯を磨かない人では4000~6000億個

ほとんど磨かない人では1兆個もの細菌がすみ着いています。

口の中の汚れや細菌は、唾液のもつ自浄作用によって洗い流されますが、加齢によって唾液が減ることで、さらに細菌が定着しやすくなります。


 
口の中の細菌の種類

カンジダ菌黄色ブドウ球菌緑膿菌肺炎桿菌インフルエンザ菌など、全身疾患の原因菌も含まれていて、免疫力の低下とともに増殖し、病気を引き起こすこともあります。


 
病気のリスクを減らすためにも、口腔ケアをしっかり行ってお口の中を清潔に保つことが大切です。

細菌は、口蓋や舌の表面にも潜んでいるので、歯だけでなく舌や粘膜の清掃もしっかり行って頂けたらと思います。

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作業療法士の西尾です。今回は口腔体操についてお話したいと思います。

当施設では食事前に口腔体操を行い、食後では口腔ケアを行い誤嚥性肺炎予防に努めております。

最初に唾液腺マッサージを行います。

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お口の中には、耳下腺(じかせん)・顎下腺(がっかせん)・舌下腺(ぜっかせん)と呼ばれる唾液の出やすいポイントがあります。唾液の分泌を促すために、唾液腺を刺激マッサージします。

高齢になると唾液は出にくくなります。

おしゃべりの機会が少なくなったり、お食事がお口から摂れなくなったりすると、口腔内の乾燥は進んでしまい細菌が繁殖しやすくなります。

乾燥したお口を潤す方法はうがいや、保湿剤の塗布などありますが、唾液腺マッサージはその場ですぐに出来るのでおすすめです。

唾液腺をやさしくマッサージすることにより、唾液の分泌が促され、潤いのある健康なお口に近づきます。

唾液腺マッサージ効果

1、お口の自浄作用が働きます。(口臭予防)


2、口腔乾燥の方の口腔ケアがしやすくなります。


3、お口の周りの筋肉の緊張がほぐれ、口が開きやすくなります。


4、リラックス効果、痛みなどの症状が和らぎます。


5、食べること、飲み込むことや、会話がしやすくなります。

唾液腺マッサージを毎日の生活に取り入れて頂き、お食事前の準備体操として毎回して頂けたらと思います。

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作業療法士の西尾です。

口腔嚥下体操の前に食事のプロセスについてお話したいと思います。

食べ物を認識してから口に運び、取り込んで噛み砕いて飲み込むまでの事を摂食・嚥下と言います。

この一連の行為が上手くいかないことを、摂食・嚥下障害と言います。

声を出す事やお話しする事と、食事をする摂食・嚥下行動は、深い関係にあります。

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嚥下の5つの段階

先行期 食べ物を口に入れるまでの時期

飲食物の形や大きさなどを目で見て、一度に口に入れる量や大きさを判断します。また食べることを感じて、口腔内に唾液の分泌が起こり始める時期です。

準備期とは、食べ物を噛んで細かく砕きます。細かく砕いた食物を唾液と混ぜ合わせ、飲み込みやすい状態にひとかたまりにする時期

この時に味や食感を感じたり、楽しんだりします。

口腔期とは、とかたまりに形成された食物を咽頭に送り込む時期です。

咽頭期とは、食物を咽頭から食道に送り込む時期です。

咽頭は普段呼吸をするための道です。食物を飲み込む時(食道へ送る際)には、気道を閉じ、食道側を開いて食物を食道へ通過させます。

この切り替えがうまくいかないと、ムセ込み誤嚥を起こすことになります。

食道期とは、食物が胃に送り込まれる時期です。筋肉の働きで食道が閉じ、逆流せずに胃に食物を送り込めます。

嚥下障害とは、この一連の動作の際に、何らかの問題が生じていることを言います。

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明けましておめでとうございます。

大阪市住之江区にある有料老人ホーム スーパーコート住之江の作業療法士の西尾です。

今回は高齢者に危険な食べ物についてお話したいと思います。

お正月といえば、皆さんお餅を食べられると思います。

お餅は特に高齢者にとって危険な食べ物といわれます。

ごはんをのど詰めるリスクを1としたら、もちは103.6倍も詰まりやすいのです。

パンも2.6倍、肉類が1.6倍、魚介類が1.2倍、果実類が1.2倍と考えられています

窒息事故での65歳以上の高齢者の死亡者数は、年間約3,500人以上で、うち80歳以上は2,500人以上です。

高齢者の「もち」を含む窒息事故の死亡者

65歳以上では2018年で363人、2019年で298人となり、計661人でした。(消費者庁:20182019年)

特に正月三が日が多いです。

窒息事故の原因となる食品

1位「餅」 男性が女性の2.6倍多い ごはんの約103倍のど詰めやすい)

2位「ミニカップゼリー(こんにゃく)」

3位「飴類」 寝ながら食べると危険 のど詰めやすい

4位「パン」ごはんの約2.6倍 のど詰めやすい)

5位「肉類」

6位「魚介類」

7位「果実類」 ミニトマト、ブドウ(子供に多い)

8位「米飯類」

原因として身体機能的なものと食べ物側の2つがあります。

高齢者では、加齢による歯の欠損、飲み込みや噛む能力の低下、脳梗塞等のご病気などが原因となっています。

また介護者のリスクに対する認識や応急処置ができるかどうか、食事の介助方法なども事故に関わる要因です。

食べ物側の要因は、表面のやわらかさ、弾力性、硬さ、噛み切りにくさといった食感や、大きさ、形状などが関連すると言われております。

窒息予防として5つの対策

食べ物を細かく刻む

少量ずつ口に入れる

ゆっくりよくかんで食べる

水分をとりながら食べる

食べながら話さないようにする

当施設では食事前に口腔体操を行い、食後では口腔ケアを行い誤嚥性肺炎予防に努めております。

口腔体操についてはまた説明致します。

23433667.jpg#大阪, #スーパーコート, #スーパーコート住之江, #パーキンソン, #パーキンソン病, #リハビリ, #作業療法士, #有料老人ホーム, #老人ホームブログ

大阪市住之江区の有料老人ホームスーパーコート住之江の作業療法士の西尾です。

今回はオムツの弊害についてお話をさせて頂きます。

高齢者は加齢と共に足が弱くなり尿漏れなどの失禁が増えるようになります。

立てなくなる事でトイレが難しくなりオムツを使用される方も居られます。

おむつを使用でのデメリット

長い時間同じおむつを使用していると、カビの一種のカンジダを中心にさまざまな雑菌が繁殖して、肌だけでなく泌尿器系の感染症リスクも高めます。
便や尿は排泄後に弱酸性からアルカリ性に変化し、かぶれなどの炎症が起きやすくなります。
お尻や坐骨のように出っ張っている部分に床ずれ(褥瘡)の状態になりやすいです。

おむつに頼りすぎると、尿や便の感覚が感じにくくなり、トイレを我慢する筋力も低下して無意識的に排泄する状態となります。

ご本人にとっても自尊心の低下により精神的な苦痛をともなう可能性があります。

おむつトラブルの対処と予防法 オムツからリハビリパンツに

この方は本当にトイレが行く事が出来ないのか、可能性を探りオムツ外しを検討します。

リハビリで、体幹・足の筋力訓練、立位訓練、立ち座り訓練、実際にトイレでのトイレ訓練を行います。

介護士や看護師と連携しその方に適した誘導時間、物品、介助方法を選定しケア提供に繋げて行きます。

私達、リハビリはご入居者の可能性を見つけ出し、その方の今まで諦めていた事が実現できるように、その人が満足され安心・安全・安楽な生活を送って頂けるように支援させて頂きます。

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大阪市の有料老人ホーム スーパーコート住之江の作業療法士の西尾です。

今回はパーキンソン病について、お話ししたいと思います。

普段、私たちは体を動かそうとすると、勝手に脳が働いています。

脳は全身の感覚を使って瞬時に周りの環境を把握し全身の筋肉に命令を出す事で不安定な場所でもこけずにバランス良く上手く歩くことが出来ます。

脳が勝手に運動をコントロールしてくれています。脳のおかげでスポーツ等状況に合わせて運動出来ています。
この時、私たちの意図どおりに体が動くように運動調節しているのが神経に伝える物質の「ドパミン」です。
ドパミンは脳の奥の黒質にある「ドパミン神経」でつくられています。

パーキンソン病になると、このドパミン神経が減少し、ドパミンが十分に作られ無くなります。
その結果、運動の調節が上手くいかなくなり、体の動きに障害があらわれます。

パーキンソン病の4つの運動症状

じっとしていても手足が震える(安静時振戦)

身体が動かなくなる(無動)

手足の筋肉が固まる(筋固縮)

バランスが取れなくなり転倒してしまう(姿勢反射障害)があります。

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運動以外の症状

精神機能障害認知症、うつ、不安、無関心

睡眠障害

・感覚障害(味や匂いがわからなくなる

・自律神経障害(何度もトイレに行きたくなる頻尿起き上がりに血圧が下がる、便秘

痛みパーキンソン病により筋肉が硬くなり動けない等により筋肉や関節周囲に痛みが起こります

特に痛みは、生活の質を低下させる要因にもなるので早期発見と治療が重要です。

文献でも、パーキンソン病は個人差はありますが、早期発見し出来るだけ早期に薬物治療やリハビリを始めれば機能維持、病気の進行を緩やかに生活する事が出来ると言われています。

早期発見のポイント

便秘、手足を激しく動かしてしまうような睡眠障害、嗅覚低下などが前触れとして出現する事があります。

判断のポイントは「片側の手足の震え」「動きの遅さ」です。

当施設では介護・看護・リハビリと多職種連携し生活や医療情報共有し肺炎予防転倒予防に努め、薬物治療とリハビリの運動療法で少しでも維持改善、QOL向上を図って行きます。

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作業療法士の西尾です。

当施設のリハビリ室の紹介をしていきたいと思います。

床が市松模様となっている事に気が付かれた方も居られると思います。

当施設のリハビリ室の床は、市松模様となっておりますが、これには理由があります。

パーキンソン病の方は、足が出にくくなるすくみ足の症状が見られます。

市松模様は歩く時の目の刺激、目印となり歩きやすくなります。またいで歩く事で歩き出しを行いやすくなる様に工夫されております。

当施設はパーキンソン病特化施設として、直接的なリハビリでだけでなく、ご入居者のお部屋内でも環境面へのアプローチも行っております。

生活される上で、最も頻度が多い動作としてトイレでの動きが重要となります。

お部屋でトイレに行かれる時、スムーズに動きやすくなるように、手すりの位置やビニールテープで目印を付けたり等、ご入居者の方に合わせて、歩きやすく生活しやすい様に調整したり等、しております。

今後もリハビリについてのブログを書かせて頂きますので宜しくお願い致します。

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作業療法士の西尾光と申します。

大阪市住之江区にある老人ホーム スーパーコート住之江に

ついにリハビリ機器が納品されました!!

パーキンソン病では、脳からの運動する命令が行きにくくなる為、全身の筋肉が使いにくくなり歩行が難しくなります。

リハビリとしてまずは、準備運動としてベッドで手足の関節運動、全身の筋肉の調整を行い筋力訓練実施します。

立ち上がりが難しい方に対しては二本の棒(平行棒)の間に入り立ち座りの練習と、じっと立つバランス訓練から始めます。

歩く練習として自転車のようなマシン(デュアルアクショントレーナー)を使用して座りながらペダルを踏むと手足が連動して動く為、歩行動作に近い動作、手足を振り歩く練習が出来ます。

スポーツクラブにある電動ウォーカー(トレッドミル)で歩く練習を実施して行きます。

時速0.2km6kmまでとウォーキング、ランニングまで幅広く対応できます。
緊急停止用安全スイッチを右ハンドルに設置しておりますので、緊急時に即座停止できます。
セーフティキーを搭載していますので転倒等の時もセーフティキーが外れ安全に停止します。昇降ステップで車椅子での乗り入れも可能、バリアフリー設計になっています。

外で実際に歩く練習を実施したりとその方の能力に合わせて段階付けをして実施して行きます。

作業療法士と理学療法士が姿勢を見させて頂きながら筋力訓練を実施しておりますので筋トレマシンと同様の効果があります。

スーパーコート住之江が、どのようなリハビリを実施しているのか見える化を図って行きたいと思っております。

今後もリハビリの事についてブログを書かせて頂きますので宜しくお願いします。IMG_0782.PNG

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